まず、現代の野菜事情を見てみましょう。

戦後、国の政策もあり、農家が化学肥料や農薬を使った農法を多用したことで、日本の農地がやせてしまったといわれています。また、野菜を育てやすくしたり、独特のえぐみや青臭さをなくして食べやすくするために品種改良がすすみました。さらに、冷凍や冷蔵技術の発達で野菜の保存期間が長くなりました。結果、野菜や果物たちの栄養価が、昔のものと比べて半分ほどにまで下がったといわれています。たしかに、ほうれん草やピーマン独特の青臭さはかなりなくなり食べやすくなりましたし、あらゆる野菜が年間を通して流通して、旬がいつなのかわからなくなってきました。

せっかく野菜を食べるのですから、やはり安全で、安心で、栄養価の高いのものを食べたですよね。では、どのような野菜を選んだらいいのでしょうか。このような環境ですから やはり条件として、「無農薬」、「低農薬」、「無化学肥料」で栽培されたものを選ぶことになります。近所に自然食品店やオーガニックのマーケットがあればいいのですが、今は流通が発達したおかげで、ネットで申し込めば翌日に宅配してくれるところもあります。定期的購入をすればお得なところもあります。一般の野菜より値段は少々高くつきますが、家族の健康と美容のためにも、せめて丸ごと使う野菜ジュースには、皮ごと食べても安心な野菜を選びたいものです。

さらに、こうした食べ物は、必然的に自然のサイクルに沿って育ち大地の力を充分に吸収していますから、まさに、「食物そのものの生命力が高い」ものです。栄養価も、ハウスものや化学肥料で育ったものよりも格段に高く、味も野性味がある力強いものです。見た目は少しいびつなものもありますが、中身の実力で選びましょう。


■ 野菜は丸ごとが最高バランス。
これらの野菜、果物を食べるときは、なるべく丸ごと食べるようにしましょう。東洋医学の言葉を引用しますが、「一物全体(いちぶつ全体)」という言葉があります。

「一物全体」とは、“あらゆる生命は、生まれたまま、そのままで完璧である”という意味です。自然のバランスは完璧なのです。
たとえば、お米。もみがらを取っただけの玄米がお米としてもっとも完璧な姿ですから栄養価が大変高いんですね(発芽するほどの生命力を持ってますよね)。

野菜や果物は、無農薬・無化学肥料であるからこそ、丸ごと食べられるというものです。野菜ジュースに最適な、完璧なバランスの野菜たちをいのちに感謝していただきましょう。



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